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2014年9月

2014/09/11

高市早苗総務相、稲田朋美政調会長らとネオナチとの関係

総務相に就任した高市早苗衆院議員や自民党の稲田朋美政調会長ら国会議員3人が、「国家社会主義日本労働者党」代表の男性と議員会館で会い、ツーショットで撮った写真が団体のホームページに公開されていた。議員側は「男性の人物像は知らなかった」と説明した。

高市氏や稲田氏が「男性の人物像は知らなかった」と言っているが、その真偽を私は確かめようがない。ただ、「国家社会主義日本労働者党」の綱領に「安保条約を破棄し」と明記されていることからして、少なくとも高市氏らが「国家社会主義日本労働者党」に完全に共鳴しているのではないだろうことは推測される。一方で表現に若干の違いはあるが、「国家社会主義日本労働者党」と安倍政権の考え方がそう遠くないことも確かなのだが。

ここで問題にしたいのは、高市氏や稲田氏の節操のなさだ。「男性の人物像は知らなかった」そうだが、素性の知れぬ相手と写真を撮ったとき、高市氏たちは何を考えていたのだろうか。相手の要望に気軽に応えたというのが本心に近いのだろうが、「これで支持者を何人か獲得できる」という意識が少なからず働いていたはずだ。つまり「だれであろうが何であろうが、利用できるものは全て使おう」という行動基準の持ち主だということだ。また、一旦これがメディアに報じられて自分たちに不利に働きそうだとなると「その人物とは以後何の関係もありません」と切って捨ててしまう。「使えるものは何でも使い、いらなくなったら知らん顔、邪魔になったら切り捨てる」。これくらいでなくては大臣になどなれない、ということを身をもって示してくれたということだろう。個々の政策にいくらかの相違があるとはいえ、こうした行動様式そのものがナチスと親和性があると言えるのではないか。

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