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2014/12/01

安倍自民党による言論統制

自民党が総選挙を前にして各テレビ局に対して「公平・中立な番組制作」を求めた。

・出演者の発言回数及び時間等については公平を期していただきたいこと
・ゲスト出演者の選定についても公平中立、公正を期していただきたいこと
・テーマについて特定の立場から特定政党出演者への意見の集中がないよう、公平中立、公正を期していただきたいこと
・街角インタビュー、資料映像等で一方的な意見に偏る、あるいは特定の政治的立場が強調されることのないよう、公平中立、公正を期していただきたいこと

「公平・中立」と言えば一見当然の要求のように見える。しかしこれはまさに言論統制でしかない。自民党は番組内での発言者の人選、員数配分等にまで細かく注文を付けている。自民党は巨大な政権政党であり権力者なのだから、たとえ同じ内容の要望を出したとしても弱小政党の場合とは意味が全く違うのだ。

歌舞伎町あたりのバーで支払いの際に強面のお兄さんが出てきて「ビール三本で10万です。もちろん喜んで払ってもらえますよね」と言ったとしたら、これが何を意味するか。

安倍自民党のテレビ局に対する「お願い」が何を意味し、どういう効果をもたらすか。それが分からないとすれば安倍自民党はとんでもない馬鹿だし、分かっているなら悪辣極まりない。

それにしても新聞はこの件を報じているが、当のテレビ局は触れようともしない。早くも日本はそこまで行ってしまったのか。

por Andrés

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