旧日光街道歩き旅 10日目(2013年3/6)
下大沢行きのバスは8時7分発。空気は冷たく爽やか。遠くに見える山々の残雪と青空のコントラストが気持ちを高めてくれる。
杉並木をビュンビュン走るバス、途中で小学生の一団が乗り込んできた。
下大沢からは巨大な杉を見上げながらゆっくりペースで歩く。右膝裏の痛みはやわらいできたが、まだ詰まり感がある。
「日光杉並木街道」は3つの地域に分けられている。道路脇に「特別保護地域」「保護地域」「普通地域」の表示があり、並木の様子もそれに合わせて保存状態が異なる。
巨木にはオーナー制が取り入れられネームプレートが貼り付けられていた。300年も守られてきた木々を後世に残すには、更なる努力が必要なのだろう。
七本桜の一里塚の大杉は「並木ホテル」と呼ばれている。根元の空洞には大人4人が入れ、中は焚火で炭化していた。
追分地蔵尊で例弊使街道と合流し今市宿に入る。
昼食は湯葉料理。湯葉刺しと湯葉天ぷらがおいしかった。
ここで没した二宮尊徳の墓まで戻り参拝。大げさな葬式はするな、墓はいらない碑は建てるなと遺言したらしいが、そうはいかないのが世の常。
「瀬川の七本杉伐痕」「並木太郎」「銀杏杉」などに感嘆し、足元の水路のせせらぎに癒されながら日光の街中へ。
神橋を左に見つつ、ゴールの「太郎杉」へ午後3時30分に到着。道路拡張の際、切られそうになった木は、今も道路ぎりぎりの場所にあり、窮屈そうに立っている。
さらに日光東照宮門前まで行くと、「東京スカイツリーとここは高さが同じ634m」の表示。必要かな?
次は奥州街道かな?
32,500歩 19.00km
por Amelia
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